交通事故被害と後遺症

皆さんは、『後遺症』というものに対して、どのくらいの理解があるでしょうか。ある方は、自分は分かっている、といいます。しかし本当に分かっているのでしょうか。そう疑問系なのは、いわゆる『後遺症』というものが、予想以上に難しい問題であるということをまだ知らない人が多いという点です。そもそも後遺症を負わなければならなくなってしまった方、その方が後遺症を負ってしまったことには必ずしも『きっかけ』があります。そしてそのきっかけがあって以降、生活が180度変わってしまうこともあります。

今まで簡単に行えていたものが行えなくなること、そもそも自分では生活することもできない、という方もおられます。いわゆる、『要介護状態』の方です。私達は、もちろんその被害者側にはなりたくないと思っているかもしれませんが、同時に、被害を与える側…いわゆる、加害者側にもなりたくない、と思っていることでしょう。これは、当然のことです。なぜなら、誰もがそうあることによって、少なからず『責任』を負わなければならないからです。そしてその責任は、事故が大きければ大きいほど、大きくなってしまうからです。

交通事故の被害者が後遺症を負った場合、または自分が負ってしまった場合のことについて考えましょう。これから取り上げる点は、決して誰にとっても関係の無い事ではありません。もしかすると、私達自身が当事者になる可能性があるということも考えながら、この事柄について考えてみましょう。